ニット洗濯恐怖症の私とエマールとの出会い
先日、ユニクロでスフレヤーンなるセーターを購入したのですが、今まで羊毛を使ったニットのセーターは洗濯すると大体、毛玉ができたりしわになって形が崩れる事が多く敬遠していました。
それなのに、小さい子供と一緒に暮らしていればすぐに汚れてしまうリスク持ちながら、洗濯すればだめになりやすいのに、、、スフレヤーンを買ってしまいました。
ちなみに、ユニクロのスフレヤーンはかなり着やすかったです。比較的暖かい地域に住んでいるというのもありますが、この1着を着るだけで上着は必要ないくらい暖かいです。手触りもすごく良いです!
ただこのスフレヤーン、いろいろとブログや情報サイトをみると、洗濯したら伸びたりごわつきが出てしまい、スフレヤーンの良さが消えてしまうという体験談が結構みられました。
そのため手触りがかなり気に入っていたし、あともともとニット洗濯恐怖症でもあったので、スフレヤーンの洗濯は絶対的に避け、衣類用スプレーで誤魔化していました。
それでも悲しいかな、食後の子供の手からはスフレヤーンを守り切ることはできませんでした 涙。
そんな時にドラッグストアで見つけたおしゃれ着用洗剤で、一縷の望みをかけておそるおそるやさしくやさしく洗ってみると…。
心配していたごわつきと毛玉は発生していませんでした!むしろ、洗濯せずに着回していた頃にできた、袖口の毛羽立ちや、体幹と擦れてしまうためにできてしまう二の腕付近の毛玉が消えてしまったようでした。
「消えてしまった」は言い過ぎですが、袖口の毛羽立ちはクシでとかれた後の髪の様に整い、体幹と腕付近にできかけた毛玉は、毛の絡みがとかれ、玉として目立たない程度に収まっていました。
救世主となってくれたのは、花王のエマールでした。
たしかに、商品説明の通り毛玉を防いでくれています。ニット洗濯恐怖症から解放されました。
けれど、ここで素朴な疑問。なぜ、おしゃれ着用洗剤であれば、毛玉を防ぐことができるんだ?
いろいろ調べてみた結果、ポイントは中性洗剤と摩擦みたいです。
中性洗剤はスケールの広がりを抑えて、毛玉を防ぐ
おしゃれ着用洗剤ことエマールは中性洗剤なのですが、一方でいつものお洗濯で使う洗剤はアルカリ性のもになります。アルカリ性の洗剤で洗うと、ニットの中に含まれる化学繊維はもちろん、羊毛(動物性のタンパク質)だとよりスケール(毛の表面を覆うウロコ状のもの)が広がり、ひとつひとつの毛が広がったスケールによって噛み合ってしまい、固まってダマになったり毛玉ができるようです。
そこで、アルカリ性よりは洗浄力が落ちてしまうがスケールの広がりを抑える事ができるため、中性洗剤ことおしゃれ着洗剤ことエマールであれば、毛玉を防いで洗濯することができます。
ニット衣類に摩擦がかかるほどスケールどうしが噛み合い毛玉ができる
ニットの中に含まれる繊維の一つ一つが擦られよじられると、スケールどうしが噛み合い毛が絡み毛玉になったりフェルトっぽく固まります。ニットを着て普通に生活して気づけばできている毛玉や袖口の固まりは手足の動きによって繊維が擦られた結果です。
ということは摩擦を避けた洗濯をするためには、洗濯機のおしゃれ着洗濯モードと洗濯ネットに入れることが必須で、手洗いの場合はぬるま湯に漬け込むだけに留めておくことが良さそうです。
さらに、エマールの場合は従来からある繊維の一本一本をコーティングし滑りを良くする(カタチコントロール技術)効果と、さらに繊維の補修効果を持つダメージリペア技術が加わったことで、絡まりをほどきやすくしたり、絡まりにくくさせる効果やヨレを補修することができるようです。
だからエマールで洗うと、毛玉ができかけていたスフレヤーンもきれいになったのかなと納得したところです。
けれどおそらくエマールは、完全に固まったり毛玉ができてしまった状態で綺麗な状態に洗い上げることは難しく、毛玉ができる前に洗い続けて、繊維の絡まりをほどいたりコーティングによる繊維の絡まりを予防することが大事なのかなと思います。
結論。
長く綺麗に大事にニットを着続けるためには、エマールでこまめに洗うこと。
ニット洗濯恐怖症を克服すること。
でした。
コメント