現在30代子持ち主婦です。
大学卒業後、当時付き合っていた旦那が一念発起して医師を目指していた過去について、また医師の卵として現在奮闘している旦那を見守る妻目線でお届けします。

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旦那が受験生になる話①医学部受験を始めたばかりの私達の生活について

医学部受験の話

旦那、数年ぶりの受験生になる

3月いっぱいまで公務員の仕事を全うし、晴れて受験生となった旦那。この当時は、まだ結婚はしていません。

昨年度は失敗に終わった医学部受験だったが、次こそ合格できるように受験勉強に身を捧げていく!

まず手始めに、受験勉強の環境を整えることにした。

というのもそもそも、うちには折りたたみ式の簡易のローテーブル(しかもご飯を食べる用)しかなく、働きながら受験勉強をしていたときは、ベッドの上で寝転がりながらやるか、小さいローテーブルの上で参考書を広げて勉強していた旦那氏。私も仕事が忙しかったとはいえ、受験時代の記憶がはるか彼方に飛んでいっていたとはいえ、当時何も疑問にも抱かず、なかなかブラックな環境で勉強させてしまっていた(反省)...なのでさっそく、無印良品で勉強机と椅子、デスクライトを探しに2人で行きました。

次に予備校に入るかどうかを考えた。

当然、旦那の収入はなく、まだ勤め始めたばかりの私一人だけの給料だと生活費を稼ぐだけで精一杯。少しだけある旦那の貯金も退職金(ありがたいことにいただけた!)も、残念ながら昨年1年間がんばって働いてしまったのでなかなかの額の住民税、そして年金、国保のお金に当てざるを得なかった。となると我が家は、予備校の費用を捻出するには厳しいかな...。

ちょうどその時、家の近くに私営の図書館がオープンしたのを知った。私営の図書館?そういうのがあるんだ、珍しいな。しかも、そこは月額制で5,000円くらい支払って、利用ができるとのこと。

旦那はさっそく、その私営の図書館で勉強することに決めた。なんなら、図書館の存在を知った翌日から通い始めた。

とりあえず、受験勉強の環境は整った。

ローテーブルを占拠する図

受験勉強をこなす主夫のルーティン

受験生となった旦那は、勉強をもちろん頑張っていたのだが、家事も率先しやってくれていた。私から、家のことを頼んだことは無かったが、休みが少なくてさっそくちょっと社畜っぽくなっていた私をみて、気を遣ってくれていたのだと思う(感謝)。

朝8時過ぎに私を見送ったあと、洗濯・掃除を済ませてから、図書館に行っていたそう。

そのまま図書館で夕方6時頃まで受験勉強して、近所のスーパーへダッシュ。

家へ帰って洗濯の取り込み、夕食の準備、お風呂掃除をこなし、私の帰りを待っていてくれていた(激感謝)。旦那いわく自分が将来、私にしてもらうことを密かに夢にみていたことをまさか自分が先にすることになるとはorz、私もそんな体験するとは思いませんでした。

そうして私のお世話と自分のお風呂を済ませたあと、図書館へ出かけた。

気がつけば、半径1km以内で完結する、主夫+受験生活ルーティンが出来上がっていた。

家事をしてくれいるだけでもめちゃくちゃありがたいのに、夕飯時の会話で、

“野菜はおやさい研究所が安いよ☆

“肉はちょっと離れた店のほうが安くて美味しい・ω・

“○曜日はこの店が安いから行ってきた!

近所のお店に詳しくなりつつお得情報を教えてくれる旦那氏。

勉強しながら、よくできるな...

節約のために入籍する?

この時ちょうど勤めていた会社が法人化することになり、あらたに社会保険に加入することができるようになった。(今まで、国民健康保険料を自分で払っていました。)

そうなると、このままだと国保&年金を自分で払い続けるしかない旦那には扶養に入ってもらった方がいいのでは!!と、さっそく会社に相談した。

察しはついていたが、まだ私達は書類上では赤の他人。この状態では扶養に入ることはできないとのことだった。

当時まだ私達は入籍をしていなかったし、そもそもお互い自分たちの親に会わせたこともなかった状態だった。入籍には私も旦那も乗り気でなく、現段階で受験生でまだまだ将来どうなるか分からないのに。そういうことは受験がうまくいってもいかなくても、ある程度進路が定まってから入籍したいと私達は考えた。

ひとまず入籍はせず、内縁の妻・夫という形で書類上、役所に届けた。これなら扶養に入るために問題はないとのこと。私がこの会社に勤めている間は、こうして社会保障を受けた。

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